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「舞台よりも練習が自分の成長につながる」
舞踊学専攻 2年 冨田 奈保子

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未経験のダンスで視野が広がった

3歳からモダンバレエを続けていて、高校でコンテンポラリーダンスを始めました。ジャズダンスやタップダンスなど未経験のジャンルも学べるところや、舞踊学や機能解剖学などの座学が充実していて、広い視野が得られそうだと思ったことが、ニチジョを志望した理由です。

実際に、入学してからは舞台を見て感想を書いたり、疑問に思ったことを調べる機会が増えました。レポートを書いていて実感するのが、言葉にする難しさ。舞台を見て感じるものがあっても、どう伝えたら良いのか悩みました。客観的に舞台を見るようになり、お客さんがどう感じるかを考えながら踊れるようになってきた実感があります。

タップダンスの授業では、いつもは裸足で踊ることが多いため、シューズで細かい動きをするのが難しかったです。どこかで自分の専門であるモダンバレエやコンテンポラリーダンスとの共通点はあるのですが、身体の使う部分が違います。いろいろなダンスを経験して吸収していけば、今の自分よりも表現が広がると思っています。

卒業後は海外に留学したい

今、一番楽しんでいるのがコンテンポラリーダンスの授業。一見難しそうな動きでも、先生が段階的に授業を進めてくださるので、自分がなぜできないのか、なぜできたのかを考えながら授業を受けられます。

私は、モダンバレエとコンテンポラリーダンスが共通したところに、自分の表現したいことがあると思っています。両方を踊れれば、コンテンポラリーダンスに近いモダンバレエ作品にも、モダンバレエの要素を持ったコンテンポラリー作品にも出られるからです。また、全く違う表現をする作品も、踊ったり創ったりできるようになると思っています。

高校に入学した頃から目指しているのが、海外で勉強すること。ニチジョでさまざまなジャンルのダンスを学び、自分の専門を深めながら卒業して、学んだことを活かせる学校に留学したいです。

練習が自分の成長につながる

練習をしていて上手くいかないときには、自分が舞台に立ったときのDVDを見ています。普段は人前に出るのが得意ではないのですが、舞台に立っている時は、踊りを人に見てもらうことが気持ち良く感じられます。「次はこの舞台があるから頑張ろう」という気持ちでこれまでも続けてきたので、DVDを見ているとその気持ちを思い出せるんです。

また、「舞台よりも練習が自分の成長につながっている」と思いながら、練習をしています。先生や先輩方には「努力の分だけ花が咲く」と言われてきました。目標としている先輩も、みんなが知らないところで努力して成績を出していたので、自分もそうなりたいと思っています。

将来は、どんな作品にも出て「表現がいいね」と言ってもらえるようなダンサーになりたいです。海外でいろいろな舞台に立ち、日本で公演が行われるときには呼ばれるようになることを目指しています。

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