基礎体力研究所

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2021年度第32回公開研究フォーラム

「トレーニング再考-コロナ禍に学ぶ免疫とコンディショニング-」

2021年12月4日(土)に、基礎体力研究所第32回公開研究フォーラムを開催いたしました。今回は「トレーニング再考-コロナ禍に学ぶ免疫とコンディショニング-」というテーマで、学園関係者による教室での対面形式とオンライン形式を併用しての開催となりました。セッションⅠ(講演)では本学の大橋祐二先生による、陸上部におけるコロナ禍でのトレーニングのご紹介と競技成績の関係性について、ならびにコロナ禍で自己ベストを更新した選手の事例紹介を中心にお話しいただきました。コロナ禍のためにトレーニングが制限された状況の中、トレーニングを再考しながらパフォーマンスの維持・向上のために実践した事について、具体的にお話しいただきました。

セッションⅢ(基調講演)では、国立スポーツ科学センターの清水和弘先生を講師としてお招きしました。清水先生はアスリートのコンディショニングを専門とし、免疫機能評価や感染対策、リカバリー、疲労評価に関する研究・開発を行なっている他、アスリートのコンディショニングサポートや免疫機能の簡易測定キットの開発にも取り組まれ、オリンピック・パラリンピックにおける選手村村外サポート拠点の運営責任者等も務められております。基調講演では、アスリートと風邪の関係、アスリートと免疫機能、免疫機能の評価方法、選手村村外サポートのご紹介などについてお話しいただきました。

本学の教員・学生をはじめ他大学の研究者・院生、一般市民の方々にも多数参加していただき、時間いっぱいまで質問が絶えない充実した会となりました。フォーラムの開催にあたりご協力くださいました関係者の方々、また、参加してくださいました皆様に心から感謝申し上げます。

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