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研究と実践の架け橋に

大橋 祐二(スポーツ方法学(陸上競技))

本学での私の専門(担当)分野は、陸上競技方法論です。学部生、大学院生の時は、スポーツバイオメカニクス研究室に所属していましたので、主に動作分析を用いて、スプリント走やハードル走のパフォーマンス向上に繋がるヒントを探っています。

私自身は、大学卒業後も実業団チームに所属し、陸上競技110mハードルの選手としてオリンピック出場を目指していました。最もオリンピック出場に近づいたのは2008年です。北京オリンピックの参加標準記録を突破していたものの、最終選考会である日本選手権で3位に沈み、オリンピック出場を逃しました。

選手時代は、自分なりに「スポーツ科学」を駆使してトレーニングしていたつもりでしたが、今振り返るともっと良い技術やトレーニング方法があったと思います。そして、今の知識があれば自身の競技力をもっと高められたように感じています。

このような経験から、研究によって理想的なフォームや効果的なトレーニング方法を明らかにし、その成果を現場に還元することを目標にしています。幸いにも本学では陸上競技部短距離ブロックのコーチを務めさせていただき、研究と実践の両方の場があります。この恵まれた環境を活かし、研究成果が机上の空論にならぬよう、そして現場への架け橋となる存在になれるよう、日々精進したいと思います。

ゼミの学生は自分自身の動作を分析し、そこから改善点を探し出し、パフォーマンス向上に役立てています。

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