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アスリートのための社会学
~思考停止にならないアスリートの育成~

溝口 紀子(スポーツ社会学、スポーツマネジメント、スポーツ行政学)

私の研究テーマは、「スポーツ社会学」「スポーツ政策」「スポーツ行政」「体罰(暴力)とスポーツ」「スポーツとジェンダー」「スポーツの歴史社会学」です。とりわけ学校やスポーツにおける体罰、いじめ、部活動の問題、ガバナンス、ジェンダー問題について研究しております。

「スポーツ社会学」「スポーツ政策」に関わる経験として、私は1992年のバルセロナ五輪で女子柔道52kg級の銀メダルを獲得した後、2002~04年に柔道大国フランスのナショナルチームコーチを務めました。フランスチームは当時、女子柔道の低迷期にあり、強化育成体制の改革の請負人として取り組みました。その一方で、フランスのスポーツに活着するフランスの社会思想史に興味を持ちました。帰国後、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻相関社会科学コース(博士課程)に進学し社会学、社会経済学を学びました。

またスポーツ政策については、現在、一般社団法人袋井市スポーツ協会会長を務めており、スポーツ団体の運営にも携わっております。加えて、スポーツ庁技術審査委員を拝命し、スポーツの国家事業の審査を担っております。日本のスポーツ界の潮流を把握しつつ、国家戦略的知見を共有、研鑽し、最先端の情報を教育や研究に寄与していく所存です。

1)フランスナショナルチーム指導者と柔道教室(浜松市武道館)

2)ニューカレドニア柔道連盟主催
オセアニア柔道合宿(ニューカレドニア)

3)子供柔道教室(浜松市武道館)

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