舞踊学専攻 第17回卒業公演が行われました

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今年のテーマは「I am」

1月22日(火)、舞踊学専攻の学生による卒業公演が、府中の森芸術劇場「どりーむホール」で開催されました。今年のテーマは「I am」。「私は......?」と自身に問いかけ、その先に待つ未来へ大きな一歩を踏み出します。当日は大勢の観客が会場を埋め尽くすなか、4年生の有志作品と研究室作品、そして4年生全員によるエンディング作品が上演されました。

4年生の有志作品からスタート

オープニングを飾ったのは、舞踊学専攻の4年生による有志作品。今年はオーディションの結果、5作品が選ばれています。Ivyの「LET THE GOOD TIMES ROLL!!」は、ジャジーな楽曲にのせたスタイリッシュな一作。ダンサブルな振付やスピーディーな転換と、小粋なステージで会場を盛り上げました。

モダンダンス部の「湖水の女」は、しなやかかつ透明感溢れるダンスで神秘の湖を描写。フレデリック・ショパンのピアノ曲と情感漂う演技もマッチし、ドラマティックな作品世界を完成させています。

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Lvyによる「LET THE GOOD TIMES ROLL!」

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Lvyによる「LET THE GOOD TIMES ROLL!」

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モダンダンス部による「湖水の女」

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モダンダンス部による「湖水の女」

ユーモア溢れるダンスで異彩を放っていたのが、パトリオット倶楽部の「おやすみ、我楽多ちゃん」。たたみかけるような舞台運びと共鳴するユニゾンで観客の目を釘付けにしました。ムッちゃんの「愛玩」は、みずみずしい演技で独自の世界観を構築。緻密な構成や照明使いも秀逸で、少女たちの秘めやかな物語を生き生きと描き出しています。やり場のない怒りをエネルギッシュに表現したのが、うつろう情熱の「怒り」。身体の限りを駆使してほとばしる情熱を伝え、オブジェを使った大胆な演出で作品に緊張感を与えました。

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パリオット倶楽部による「おやすみ我楽多ちゃん」

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パリオット倶楽部による「おやすみ我楽多ちゃん」

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ムッちゃんによる「愛玩」

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ムッちゃんによる「愛玩」

各研究室が個性溢れる作品を披露

第2部では、各研究室が作品を発表。今年は計6作品が上演されました。
幕開けは、渡辺研究室のクラシックバレエ作品「lien」からスタート。安定感ある跳躍や回転に、アンサンブルの息も合い、日々のたゆまぬ訓練を伝えています。石川研究室の「Real Mode」は、ジャズやヒップホップを取り入れたキレのいいダンスが印象的。シルエットを巧みに使った演出は映画のワンシーンを思わせ、計算され尽くした展開で独自性を打ち出しました。

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渡辺研究室による「Lien」

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石川研究室による「Real Mode」

続いて披露されたのは、岩淵研究室の「Krio-よだかの星--」。大地を感じさせるダイナミックなダンスと、はらはらと雪片の舞い散る幻想のステージで観客を魅了しました。松山研究室の「0」は、世界の終わりがテーマ。巨大な球体のオブジェを象徴に、近未来をイメージさせる衣裳や動きを用い、終末の世界をファンタジックに描きました。

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岩淵研究室による「Krio-よだかの星」

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松山研究室による「0」

高野研究室の「プロトコル」は、独創的なムーブメントを用いた意欲作。スリリングな舞台転換や緩急つけたダンスを繰り広げ、センスを感じさせる仕上がりに。アンサンブルの妙で目を奪ったのが、坂本研究室のモダンダンス作品「海をわたる蝶」。流れるような動きと伝播するうねり、圧倒的な表現力をもって一気にステージへと引き込みます。蝶をイメージした衣裳も美しく、希望に満ちたエンディングとともに鮮やかな余韻を後に残しました。

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高野研究室による「プロトコル」

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坂本研究室による「海を渡る蝶」

4年生全員でフィナーレ

公演のラストは、エンディング作品「I am」を上演。舞踊学専攻の4年生にとっては、この4年間の集大成となるフィナーレです。クイーンのヒット曲にのせ、ジャズ、ヒップホップ、モダンダンスにコンテンポラリー、そしてクラシックバレエと、各々のスタイルで個性溢れる踊りを披露しました。総勢約90名の学生たちが舞台上に続々登場すると、客席からは自然と手拍子が沸き起こり、いつしか会場の空気は一体に。全力を尽くした学生たちはみな清々しい笑顔を浮かべ、大きな歓声に包まれるなか舞台は幕を閉じました。

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全員によるフィナーレ「I am」

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全員によるフィナーレ「I am」

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全員によるフィナーレ「I am」

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全員によるフィナーレ「I am」