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教員系
特別支援学校教諭

杉原 美樹(2017年度・健康スポーツ学専攻卒)

東京都立水元小合学園勤務


生徒の喜びや悲しみを共有できる思いやりのある教員を目指して


<2019.05収録>

将来の目標に大きな転機が訪れる

高校時代、なぎなた部に所属していましたが結果を残しておらず、大学に進学してからも続けて上達したいと思い、東日本学生なぎなた大会で優勝を重ねていたニチジョに入学することを決めました。高校生のときから警察官になるのが夢で、ニチジョは女子大の中でも警察官採用試験の合格率が高かったことも志望した理由です。ニチジョを見学したときに感じた在学生と先生との距離の近さや、在学生のいきいきとして明るい表情にも惹かれました。

入学してからずっと警察官を目指していたのですが、3年次に笹本重子先生のゼミでボランティアとして、障がいのある方のための体操教室に参加して転機が訪れました。そこで出会った人たちの、何事にも真剣に取り組もうとする真っ直ぐな姿勢に、心を打たれてしまったのです。この人達とずっと関わっていきたいと思いました。
そして私は、生徒一人ひとりに目を配ることができて、それぞれの個性を尊重した指導ができる、特別支援学校の教員を目指すことを決めました。

部活の仲間の励ましが目標を後押し

特別支援学校の教員を目指してからは、キャリアセンターに、頻繁に通いました。3年次に週に1、2回、4年次に教員採用試験が近づいてからはほぼ毎日通い、試験対策の相談をしたり、同じ目標をもつ仲間たちと集団討論や試験勉強に励みました。

3年次から目標を教員へと変更したことで、教員を目指す他の学生よりも多くの時間を勉強に充てなければならなくなり、勉強と部活の両立が困難に。なぎなた部は部員が少なく、私一人が練習に参加しないことで支障をきたすのではと責任を感じていました。そんな中、教員採用試験の目標に向かって努力する私の背中を押してくれたのが、そのなぎなた部の仲間でした。夢や目標がある人を、全力でサポートしてくれるのはニチジョならではだと思います。先生やキャリアセンターの方など、多くの人が私を応援してくれたので、無事、教員採用試験を乗り越えることができました。

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生徒一人ひとりの個性を尊重した指導を意識

現在は、特別支援学校の東京都立水元小合学園で教員として勤務しています。軽度の知的障がいのある生徒が、社会で働くための技術を学ぶ就業技術科で、保健体育の授業を8コマ、ロジスティクスコースという流通・販売事務・商品管理に関連する物流サービス業務を教える教科を、週に14コマほど教えています。

ふだんの指導で心がけていることは、生徒それぞれが言葉の意味の捉え方が違うので、注意するときは具体的に説明するようにしていることです。例えば「静かにしなさい」「ちゃんとしなさい」などと注意するのではなく、必ず生徒の長所を引き合いに出し、良くない部分を丁寧に説明して理解してもらうよう努力しています。

また、生徒が社会に出てから適応できるか、常に将来の姿を意識することを心がけています。生徒が授業でできなかったことができるようになり、その喜びを分かち合えたとき、とてもやりがいを感じます。

今後の目標は 「先生みたいな人になりたい」と生徒に言ってもらえるような魅力的な教員になることです。人格や言葉づかい、服装など、生徒にとって理想的な人間でありたいと思っています。

大変なときこそ自分を変えるチャンス

これから教員を目指すニチジョ生には、"大変"なときこそ大きく変われる"チャンス"ということを伝えたいです。夢や目的を持って、どんな難しいことにもチャレンジしてほしい。夢や目的があれば辛くても頑張ることができるし、そんな頑張る人を応援してくれる人がいるのがニチジョだと思います。

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