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公務員系
生活支援員

伊藤 わかな(2017年度・健康スポーツ学専攻卒)

埼玉県総合リハビリテーションセンター勤務


障がいのある方にスポーツの魅力を伝え、体力づくりから自立を支えたい


<2019.05収録>

勉強、部活、アルバイトに打ち込んだ日々

ニチジョ時代は、地元埼玉県の自宅から、電車で2時間かけて通学していました。所属していた陸上部の朝練習がある日は大学に6時30分集合なので、4時に起きて眠い目をこすりながら始発の電車で通学することもありました。勉強に、部活に、アルバイトにと、毎日忙しかったのですが、通学の電車で自習したり、授業の空き時間に陸上の練習をするなど、時間の合間を利用して勉強と部活が両立できるよう工夫しました。

当初、卒業後は大好きな地元の埼玉県でスポーツ関係の仕事に就きたいと思い、2年次の後半から就職活動をスタートしました。3年次には公務員になることと一般企業への就職を視野に入れて、幅広い業界を俯瞰して自分の興味がある分野を探していました。

自分の職業観にあてはまった公務員の福祉職

アルバイトも様々な業界を経験するなかで、自分の興味がある仕事のイメージが固まっていきました。子どもからお年寄りまで、あらゆる世代の人と関われる仕事がしたいという、以前からの思いが強くなったのです。また、教職課程で教育実習を経験した際に、やはり自分には人と向き合う仕事が向いていると実感しました。

そんな中、3年次に、面談でお世話になっていた中村先生から、公務員の福祉職は教員免許でも試験が受けられることを教えられ、福祉の仕事に興味を持ちました。また、福祉は幅広い年代の人と関わることができ、生まれ育った地元に恩返しができるという点も魅力だったので、福祉職として働くことを目標に決めました。スポーツクラブの指導員になることも考えましたが、公務員になるほうが、ライフスタイルが変わっても自分らしく働くことができ、年齢を重ねながら、自分の生き方を大切にできると思ったのです。

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ニチジョで学んだ"基本"が職場で生きる

生活支援員の仕事は、自立や社会参加を目指す障がいがある方へ、入浴や食事、室内の移動のサポートなど日常生活の介助をすることが中心です。勤務形態は、24時間体制で、7時15分から16時までの早番、11時45分から20時30分までの遅番、20時から9時までの夜勤の3シフト制です。最初はシフト制に戸惑いましたが、夜勤明けの次の日に休日が当てられるなど、無理のないようにシフトが組まれているので、すぐに慣れることができました。

職場でいつも心がけていることは、誰にでも笑顔で積極的に挨拶することです。大きな声で挨拶をしたり、目上の人への接し方に気をつけたり、ニチジョで当たり前にしていた基本的なことが職場で評価されることもあり、うれしさと同時に誇らしさも感じます。また、利用者さんから「ありがとう」と言ってもらえたときは、この職業を選んで本当によかったと思います。

スポーツがもつ無限の力を信じて

総合リハビリテーションセンターには、プールや体育館のある健康増進施設が併設されています。卒業後に障がい者スポーツ指導員初級と健康運動指導士の資格を取得することができたので、今後、健康増進の分野でも支援ができるように勉強しています。さらに医学的な知識を身につけて、障がいのある方に私がニチジョで経験してきたスポーツの楽しさを伝え、体力づくりから自立の応援をしていくのが夢です。

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