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芸能系
芸能事務所マネージャー

平舘 憂菜(2016年度・舞踊学専攻卒)

株式会社スターダストプロモーション


ニチジョで学んだ「見ている人を楽しませたい」
という気持ちを胸に


<2019.10収録>

クリエイティブな同級生や先輩から、多くのことを学んだニチジョでの日々

学生時代はダンス・プロデュース研究部(以下ダンプロ)に所属していました。ダンプロは定期的に公演を行っていて、照明や公演案内、ポスター制作などもすべて手がけるため、そこで舞台をみんなで創りあげる楽しさを知りました。また、ダンプロは先輩、後輩との交流が多いのも特徴でした。先輩の創ってくれた振付によって自分が変わり、その経験を後輩にも引き継いでいく、といったいい環境がある。自分が主将となったときには、なるべく部員が自由にできる環境づくりを大切にしました。

そして、ニチジョの同級生たちにはたくさんの刺激をもらいました。2歳からクラシックバレエを習い始め、ダンス一筋だった私にとって自分を表現する手段はダンスだけでした。

しかし、クリエイティブな同級生たちが写真を撮ったり、絵を描いたりするなど、ダンス以外にも様々な手段で自分を表現しているのを目の当たりにして。そうした刺激を受けるうちに、自分の将来の仕事はダンス以外にも選択肢があるのではと考えるようになりました。

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多くの人に影響を与えられることに惹かれて、エンターテインメント業界へ就職

ダンプロなどの活動を通して、舞台裏の仕事の面白さを知った私は、自分が表舞台に立つより、舞台に立つ人を裏側でサポートする喜びや、「その人の才能をもっと多くの人に見てもらいたい」という思いがあることに気づきました。

就職活動は、まず舞台の照明を手がける会社、イベント会社などを選択肢に入れて活動をスタート。活動が進んでいくうちに、仕事を通して広く沢山の人に影響を与えられる、エンターテインメント業界に惹かれるようになっていきました。そこで、俳優やアイドル、歌手など幅広いジャンルの人が所属している芸能事務所に絞って、さらに就職活動を続けました。キャリアセンターで面接の振り返りをするたびに、マネージャーという立場をより深く考えるようになっていきました。それが最終的に現在の会社への入社につながったのだと思います。

総合芸術のプロの方々と、ひとつの作品を創りあげるというやりがい

現在は事務所に所属するタレントのマネージャーをしています。仕事内容としては、仕事のスケジュール管理やタレントのケアはもちろん、「担当するタレントの数年後の姿」を一緒に見据えながら仕事をしています。

ニチジョにいた頃と変わらずに、今も大切にしているのは「見ている人を楽しませたい」「楽しい時間を過ごせたなと思ってほしい」という気持ちです。

俳優やアイドル、タレントの仕事はすべて、観客や視聴者に見てもらうため、観た人に「楽しい時間を過ごしたな」と思ってもらうために、何ヵ月も時間をかけて創るものです。そういった点はニチジョで舞台を創りあげていく過程と似ています。

芸能事務所と聞くと、とても忙しそうなイメージをもたれます。たしかに忙しい日々ですが、興味をもっている人には、それ以上のやりがいを感じられる仕事だと思います。総合芸術のプロたちが集まる舞台やドラマなどの現場で、みんなでひとつの作品を創りあげることが刺激的ですし、観客や視聴者に作品をお披露目できたとき、一緒に達成感を味わうことができるのですから。

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