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芸能系
舞台俳優

宮田 愛(2010年度・舞踊学専攻卒)

劇団四季所属


模索していた学生時代が俳優の今につながる


<2018.05収録>

自分の方向を模索した学生時代

締切前日のオーディション応募用紙を偶然見つけたことが、劇団四季に入団したきっかけでした。小さい頃から劇団四季を観ていたため、運命を感じて受験。そこで合格したことが、今につながっています。

当時私は、卒業後の進路に迷っていました。「踊る仕事をしたい」という思いはあったのですが、どういう形で実現するべきかがわからなかったのです。ニチジョには、海外を目指してコンテンポラリーに取り組む学生や、自分たちでチームを組んで作品を発表する学生など、一つのことを極め専門性を持っている学生が多くいました。そういった周りの学生がうらやましく、ダンス・プロデュース研究会(現在はダンス・プロデュース研究部)に入り、私も友人と2人でチームを組んで創作活動をしていました。作品を作ることで自分の個性を示したいという気持ちがあったのだと思います。

ニチジョで磨いた個性は引き出しのひとつに

今振り返ると、ニチジョは一人ひとりの学生がやりたいことを後押ししてくれる環境でした。熱心な先生方がいて、設備も整っていたため、創造力や感性の幅を自由に広げることができました。

劇団四季では、役を通じて作品のメッセージを正確に、そして自身の実感をもってお客様に伝えることが求められます。学生時代との違いは感じましたが、ニチジョで感情表現や身体表現を追い求めたことは、引き出しとして、今の芝居に役立っています。

役を通していろいろな人生を歩める

私はダンスを専門にしており、劇団四季に入ってから初めて歌や芝居の稽古を積みました。歌や芝居を伸ばせばもっと可能性が広がると思い、壁にもぶつかりましたが、諦めずに前に進んできました。初めてセリフやソロでの歌がある役を演じた際には、舞台に立つことが大好きなはずなのに不安に感じたこともありましたが、カーテンコールでのお客様の拍手、涙を流す姿を見た時、逆に私の方がお客様から沢山のエネルギーを頂き、恩返しがしたいと思うようになりました。

作品のメッセージを伝えることは難しく迷うことも多いですが、役を通じて、私の体の中で様々な感情が巡り、血が通うことで「生きている」と感じることができるのは、この仕事の魅力だと思います。今後は、自分の可能性をもっと広げていきたいですし、あらゆる役に挑戦していきたいです。

ニチジョの舞踊学専攻には、ダンスが好きだけど、どういう方向に進んだら良いのかわからないと 悩んでいる学生もたくさんいると思います。環境も先生も揃っていて、良きライバルもいるので、様々なことにチャレンジして、楽しんでほしいです。夢中に楽しんでやったことが、どんな形であれ未来を形成していくと信じています。