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アスリート系
建設会社・スポーツ

森本 麻里子(2016年度・スポーツ科学専攻卒)

建設会社勤務


2020年東京五輪と2022年北京五輪、
「オリンピック」という大きな夢をかなえたい


<2020.01収録>

走り幅跳びで「1番」を目指してニチジョに入学

高校時代は陸上競技部で走り幅跳びをしていました。3年次のインターハイでは2位に入っています。大学在学中に2020年東京五輪の開催が決定したとき「走り幅跳びでオリンピックに出場したい」という気持ちが芽生えたのだと思います。高校時代にあと一歩届かなった「日本一」を目指して、ニチジョで競技を続けることになりました。

しかし、1年次は苦しみましたね。大阪から上京して、生活面での苦労がありましたし、記録も思うように伸びませんでした。いま思うと、高校時代の自分を引きずってしまい、(技術的に)うまく切り替えることができなかったかなと反省しています。

伸び悩んだときに石塚浩先生から三段跳びをやってみないか?と提案されて、人生が変わりました。最初は乗り気ではなかったのですが、初めての試合で関東インカレの参加標準記録を突破。その後も記録を伸ばすことができたのです。

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昨年の日本選手権で悲願の「日本一」を達成!

三段跳びでは関東インカレで優勝して、日本インカレでも2位に入ることができました。スポーツ科学専攻で心理学、栄養学などを学んだので、それらを競技に生かすことができたかなと思います。

振り返ると、大学生活は得るものばかりでした。私の場合は、自分の競技に役立つことを4年間で多く吸収できたのが良かったです。大学時代に中学校・高等学校教員(保健体育・保健)の教員免許も獲得しました。教育実習で母校に帰ったときは、後輩たちを指導する機会もあり、ものすごくパワーをいただきました。「教える」という経験は、いまも役立っています。

日本選手権で4位に入ることができ、JOCが実施しているトップアスリートの就職支援ナビゲーションシステム「アスナビ」を活用して、就職先も見つけることができました。現在は所属している建設会社に週2~3回勤務(午前中)で、電話対応や、パソコン作業などの一般業務をこなして、午後はトレーニングに集中させていただいています。

恵まれた環境で競技を続けることができたので、大学卒業後も記録は伸びています。昨年の日本選手権では、悲願の「日本一」を達成。表彰台からの景色は最高でした。会社の方にも福岡まで応援に来ていただけたこともとても嬉しかったです。

「オリンピック」という夢に向かって活動中

三段跳びで日本一になりましたが、まだまだ世界との差はあります。東京五輪の出場も簡単ではありません。ワールドランキングの順位を少しでも上げて、夢のチャンスに近づきたいと思っています。

昨年10月から1月までは陸上競技とボブスレーの合宿でドイツに滞在しました。東京五輪に挑戦した後は、2022年北京五輪(冬季)にチャレンジするからです。北京五輪では「モノボブ」という1人乗りボブスレーが新種目として採用されます。ニチジョで学んだことを最大限に生かして、「オリンピック」という夢をかなえたいと思っています。

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