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キャリア支援 教員採用試験直前対策 「第6回指導会」

7月23日キャリアセンターで、教員採用試験直前対策「第6回指導会」が行われました。教職を目指す4年生や卒業生が参加して、教員就職アドバイザーの中野先生のもと、教員採用試験に向けた直前対策を行いました。この日は、今年教員となったばかりのOGも応援に駆けつけてくれました。

 公立学校の教員採用試験は、例年7月から9月にかけて各自治体ごとに行われます。試験では、知識だけではなく教師としての資質や適性が多角的に問われます。教職を目指す学生たちは、これまでに様々な準備をしてきました。教員実習など教職課程における単位取得はもちろん、体育実技や面接の練習、試験対策講座の受講、教職志望の学生が主体となって活動する「教職サークル」の活動、さらには学外でのボランティア活動などなど...。

 受験シーズンに入った7月からは、キャリアセンターで試験直前対策の指導会を行ってきました。その6回目となった今回、1次試験を終えた学生にとっては、合否の結果が分からない中での2次試験対策です。1次が通ることを信じて、仲間と協力し合いながら本番形式の実践的な練習を行っていきました。

 まず個人面接の練習では、少人数のブースに分かれ、学生同士で面接官役と受験者役を交替しながら練習していきました。面接官役の学生の本番さながらの厳しい質問に、学生はたじたじとなって思わず涙を浮かべる場面もありました。

 次に場面指導の練習をしました。場面指導の試験は、面接官を生徒に見立てるなど具体的な場面が設定され、生徒への対応力が問われます。OGの生徒役の演技は、現役教員だけに真に迫るものがあり、先生役の学生の指導の言葉にもいっそう熱がこもりました。

 集団討論は、課題を良く理解し、相手の話を受け止めつつ自分の意見もきちんと述べられること、結論をグループ全体で導き出すことが求められます。最初はなかなか討論になりませんでしたが、練習を重ねていくうちに冷静に話を組み立て討論を深めていけるようになりました。

 集団行動は、号令の出し方如何で隊列が乱れてしまったり動きが変わってきます。こればかりは人数が集まらないと練習ができないので、今回は貴重な練習の機会となりました。皆、大きな声で元気よく練習に取り組んでいました。

 昼休みには、教員になったOGが、新任教師としての生活や、やりがい、苦労などについて語ってくれました。OGの激励を受けて、学生の士気は一段と高まったようです。最終合格の可否は10月以降に順次発表されます。キャリアセンターも学生たちの健闘を祈っています。ニチジョでは、教職員が一丸となり大学をあげて教職を目指す学生を支援しています。

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